損益計算書のための金型設計10原則(1) Nov 30, 2018
1. クランプ力の考慮
金型の横方向の型締め力は比較的小さいため、投影面積が大きい大型製品の場合は、投影面積が大きい方向を金型の開閉方向とする必要があります。

2. 製品リリース要件を満たす
パーティング面は、製品がスムーズに金型から取り出せるようにするためのものでもあります。そのため、パーティング面の位置は、製品断面サイズが最も大きい部分に選定する必要があります。これが最も基本的な原則です。

3. パーティング面の形状
一般的な製品では、射出成形機の型開き方向に対して垂直なパーティング面が用いられることが多いですが、特殊な場合には他の形状のパーティング面が用いられることもあります。パーティング面の形状は、加工性と脱型性を考慮した設計となっています。曲げ加工された製品と同様に、曲率に合わせて曲げる必要があります。

4. 製品の外観と品質を確保する
製品の滑らかな外面をパーティング面として選択しないでください。一般的に、表面の外観に美観を損なうウェルドラインは許容されません。同心度が求められる製品では、同心度が一定であるすべての部品を同じ側に配置することで、同心度を確保する必要があります。

5. 位置の決定
金型内での製品の向きを決定するときは、製品に横穴や横折れが生じないようにパーティング面を選択し、複雑な金型構造を避ける必要があります。

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